失恋は非常に辛い経験です。
僕自身、何度も失恋をしてきました。
自分から別れを告げたこともあるし、相手から別れを切り出されたことも当然あります。
どっちの立場に立っても、失恋は非常に苦しい経験でした。
失恋をした時に、どうしても頭をよぎるのが『復縁』です。
楽しい思い出がたくさんあったからこそ、それを思い出して復縁したくなるのです。
今回は、復縁を成功させたい男女に向けて、僕が実際に経験した内容をもとに復縁を成功させる方法について解説していきます。
復縁を考える前にすること
復縁をしたいと考えだしたら、勢いが止まらずに行動してしまう方も多いと思います。
実際にそれで成功するパターンも当然あります。
しかし、ほとんどの場合は復縁はそんなに簡単に成功するものではありません。
一度冷静になって、しっかりと考える時間が必要になります。
別れた理由の整理
まず第一に、今回別れてしまった理由を整理しましょう。
別れてしまった障害を取り除く事ができなければ復縁は出来ません。
復縁したとしても、同じ理由でまたすぐに別れが来るだけです。
別れる理由は大きく分けて3つあります。
自分に原因があった
自分に原因があって別れてしまった場合は、その原因を排除する必要があります。
仮にギャンブルが辞められなくて別れてしまった場合に、『もうギャンブルしないからやり直してほしい』と言葉で言うのは簡単です。
それで簡単によりを戻せるようなら、相手にとっても深刻な別れの原因ではなかったと思います。
実際には、態度で示す必要があります。
ギャンブルを辞めて空いた時間で身体を鍛えてみたり、仕事に打ち込んでみたり。
心から入れ替えて改善していく必要があります。
相手に原因があった
相手に原因があって別れてしまった場合は、その原因を受け入れる必要があります。
復縁を望んでいるのは自分であり、相手ではありません。
そのため、相手に改善を求めるのは難しいです。
別れてしまった原因を本当に受け入れる事が出来るのであれば、復縁はそこまで難しくないでしょう。
どちらも悪くなかった
進学や転勤、留学など遠距離恋愛になるのをきっかけに分かれてしまうカップルも珍しくありません。
この場合は、どちらかに原因があったわけではなく、好き同士で別れてしまっているため、復縁はそこまで難しくはありません。
ただ、遠距離恋愛になった場合は、今までと付き合い方が変わります。
相手に対して不安になったり、逆に心配をかけたりと、今までとは違うストレスを感じる事になります。
今の状況の確認
別れた理由を整理した後は、今の自分と相手の置かれている状況の確認をしましょう。
今の状況によって、復縁の成功率や復縁までの期間が変わってきます。
焦って行動すればいいというものでもないので、冷静に考えて行動して復縁を成功させましょう。
連絡を取り合っている
連絡を取り合っているのは、状況的には比較的良い状況と言えます。
復縁の可能性は比較的高い状況です。
ただ、相手の性格的に、別れた相手とも友人関係を築いてきた場合もあります。
このままズルズル行くと一友人として見られてしまうだけなので、どこかで勇気を出して行動に移す必要があります。
しかし、自分に別れの原因があった場合は、その原因を排除するのは忘れずに。
別れてから一度も連絡を取り合っていない
別れたカップルの多くはこの状況に行き着くのではないでしょうか。
そのため、この状況だからと言ってそこまで悲観する必要もないです。
実際に、僕が復縁した時も、連絡を取り合っていない状況からでした。
このような状況から復縁するためには、『冷却期間』と『タイミング』が重要です。
これらについては、後ほど解説します。
自分から一方的に連絡をしている
この状況は正直マズイ状況です。
もし今、この状況にいる方がいたら、一度連絡を送るのを控えるのをおすすめします。
別れた後、今まで身近にいた人がいなくなったとを実感すると、仮に振った側だとしても寂しいともう感情が芽生えます。
そして付き合っていた時の事を思い出したりします。
しかし、別れた後にしつこく連絡をしていると、別れた余韻に浸るタイミングを作らせることもできず、逆に今以上に嫌われてしまいます。
最悪、ラインがブロックされて音信不通になる可能性すらあります。
今、一方的に連絡をしている人は、一旦冷静になって考え直してから作戦を練り直しましょう。
相手から一方的に連絡が来ている
相手から一方的に連絡が来ている状況は、復縁まですぐそこです。
ただ寂しいから連絡をしてきているのか、真剣に復縁をしたいから連絡をしてきているのかは不明ですが、復縁できる状況であるのは確かです。
ただ、仮に寂しいから連絡をしてきているだけだとしたら、復縁した後にまた気が変わって振られる可能性もあるため、相手に振り回されてしまう可能性はあります。
余計に傷つかない為にも、相手の状況をしっかり判断することは重要です。
本当に復縁したいのか改めて考える
別れた理由を整理して、今の状況も確認ができました。
これでようやく復縁に向けて、作戦を練っていける状況です。
最後に考えてほしいのが、本当に復縁したいのかどうかです。
付き合っていた時は楽しい思い出がたくさんあったと思います。
別れた今は、心にぽかんと穴が開いたように寂しい気持ちになっていると思います。
その開いた穴を埋められるのは、元カレ/元カノ以外には絶対無理なのでしょうか?
復縁して結婚したケースもありますが、復縁したカップルはまた別れやすいというデータも実際に出ています。
当然、また辛い思いをする可能性だってあります。
それでも復縁したいと思うのであれば、復縁に向けて動くべきだと思います。
僕は、復縁した後すぐに別れてしまい、辛い思いをした人間です。
ただ、未だに復縁したことはよかったと思っています。
余談でしたが、早速復縁に向けての作戦を考えていきましょう。
復縁に向けた行動
復縁を成功させるためには、しっかりと考えて動いていくのが重要です。
小手先のテクニックだけでどうにかなるほど甘くないのが、人間関係というものです。
復縁を成功させるための、正しいステップは以下の通りです。
- 冷却期間を作る
- タイミングを見て、相手にコンタクトを取る
- 直接会って気持ちを伝える
冷却期間を作る
復縁をするためには、冷却期間を作るのはマストです。
別れてすぐは、お互いに感情の整理ができていないため、行動に移るのはNGです。
ある程度期間が空く事で、あなたの良さを再認識し戻ってくることも珍しくありません。
冷却期間の目安は3カ月です。
これ以上長いと、相手に新しいパートナーが出来てしまう可能性もあります。
逆に短いと、相手に女々しいイメージやしつこいイメージを与え、逆効果になります。
ただ、別れた原因によっては、もっと短くても良い場合もあるし、3か月では足りない場合もあります。
もっと短くても良い場合の例を挙げると以下の通りです。
逆に、3か月では足りない場合は以下の通りです。
先ほど、整理した別れた理由を思い出して、自分が今どのくらいの冷却期間が合うのか考えてみましょう。
冷却期間中は、別れた原因を解消する期間になります。
ただ、それだけを考えていたら息が詰まってしまいます。
冷却期間中は、元恋人の事を忘れて思いっきり別の事に打ち込むのもオススメです。
楽しく過ごすことで、周りからも明るく見えるようになります。
思わぬところから元恋人の耳に入り、変わった姿をアピールすることに繋がるかもしれません。
タイミングを見て相手にコンタクトを取る
ある程度の冷却期間を置いたあとは、ラインやSNSで相手にコンタクトを取ります。
いきなり連絡するのは勇気がいるし、話題にも困ると思います。
数か月も冷却期間を置いたのだから、話題がなくても当然です。
最初は当たり障りのない連絡からスタートします。
誰でもいつでも使えるという部分で、『共通の趣味のトピックス』はおすすめです。
会話を広げやすいため、スムーズに連絡頻度を上げていくのに有効です。
最初の内は、一日一回返ってくれば十分です。
現時点では恋人ではないので、相手に多くを求めないようにしましょう。
また、相手の連絡に対してすぐ返信をするのも控えましょう。
相手に対して負担になる可能性が高いです。
相手と同じ頻度で徐々に返信頻度を上げていくようにしていきましょう。
直接会って気持ちを伝える
今回の目的は復縁をする事です。
友人関係に戻る事ではありません。
いつまでもラインやSNS上でやり取りをしていても、復縁は難しいです。
逆にその間に相手に恋人ができてしまったら、一番つらい状況になります。
相手からある程度連絡が返ってくるようになったら、一度ご飯に誘いましょう。
この際、『伝えたい事がある』などと重たくならずにサラッと誘うのを意識してください。
相手が身構えてしまったら、会ってくれない場合もあります。
実際にデートまで漕ぎつけたら、自分の気持ちをしっかりと伝えましょう。
その際は、この冷却期間の間に自分が成長した部分をアピールしましょう。
実際に冷却期間で成長できていれば、アピールするまでもなく相手に伝わるかもしれません。
復縁に成功しても失敗しても努力は財産になる
ここまで、実際に僕が復縁した際にしてきたことを解説してきました。
同じことをして、成功する人もいれば失敗してしまう人も当然いるとは思います。
人間関係はそれぞれ違うため、全く同じようにはいかない事が多いです。
ただ、別れた原因にちゃんと向き合い努力した経験は絶対に財産になります。
今回はダメでも、次にもっと素晴らしい人と絶対付き合えるはずです。
誰しも欠点はありますが、それに向き合うのは難しいです。
復縁に失敗したとしても、欠点としっかり向き合った自分を褒めてあげてください。
そして、次に向かってポジティブに動き出していきましょう。